内助の功
先日、決算前の打合せをしていた時のお話し。
ご夫婦で力を合わせて会社の業績を伸ばしているお客様
奥様の内助の功は素晴らしいものです
直接的に奥様が、営業をかけて仕事を・・・というのではなく、裏方できちんと仕事をこなして、会社をバックアップしています
イキイキした同族会社の傾向として・・・
社長の奥様の存在は、例え、裏方の地味な仕事であっても、かなり大きいと存在だと思います
役員報酬の見直しについて打合せ。
社長の役員報酬だけではなく、奥様の役員報酬も増額しようと検討しましたが・・・
(増額しようとする金額に見合ったお仕事をこなしています)
奥様の役員報酬を増額したら、社会保険の負担・所得税等・住民税の負担が発生します
色々な案を出しましたが・・・
社長の税負担の増額と、奥様の今までのお給料と、増額する案から新たに社会保険や税金の負担を差し引いた残りを比較して・・・
会社の今期の業績や納税の試算をして・・・
色々天秤にかけて・・・
こんなに社会保険や税金かかるのならば、奥様の役員報酬は据え置きの方がいいかな?となりました
私も色々な場面で、既婚女性の皆様から、夫の扶養に入りながら働くのと、扶養から外れて働くのと、どっちがお得?どの辺がボーダーライン!?って相談をよく受けます。
これは、本当に永遠のテーマだと思います・・・
今回のお客様の試算も、やっぱりこうなるね、となりましたし。
既婚女性が社会に出て働く上で、夫の扶養との兼ね合いの問題は奥が深いと思います。
内助の功って、お金では明確に評価できないけど、本当に本当に素晴らしいものだと、お客様ご夫婦を見て思いました
夫の扶養に入りながら働く選択肢、扶養から外れてバリバリ働く選択肢、どちらも素晴らしい選択だと思います
先日から、お客様ご夫婦を見ていて、人生って奥深いな・・・と思いました
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この記事を書いた人
愛子先生
札幌市で4児のママ税理士として、愛子税理士事務所を経営しています。法人・個人事業者の顧問はもちろん、相続税をはじめ資産税もオールマイティーに対応しています!