ダイレクト納付・電子納税のすすめ
今年もよろしくお願い致します
年明け早々ですが、先月から関与先様の年末調整や下期源泉所得税の計算作業を終えています。
金融機関の営業時間内に窓口に行けない方、郵便物のお届け日の繰り下げ、コロナ禍等で、ダイレクト納付・電子納税をお勧めします。
国税を一例にとってお話します。
ダイレクト納付は、所轄の税務署へ書面での届出が必要になります。
まずは、電子申告の利用者識別番号を取得していることが必須です!
納税金額の引き落とし口座を指定し届出印を押印して郵送すれば完了です。
税務署側で手続が完了するとメッセージBOXに手続完了のメールが届き、即日利用可能になります。
確定申告時期は利用開始になるまで時間を要すると思われます。
昨年11月に届出をした関与先様は10日程で手続が完了になりましたので、繁忙期前に届出、繁忙期の場合、今から届出を行うのがおすすめです。
納税額が高額になる方は、うっかり納付を失念してしまうと恐ろしいことになります・・・
特に源泉所得税は期限内に納付しないと不納付加算税というペナルティーの税金が発生する場合があります。
納付税額が10万円を超えると不納付加算税が発生します。
告知を受ける前に納付した場合、本税(万円未満切捨)に5%、告知分は本税に10%を乗じた金額になります。
ちなみに、基本は上記の割合ですが、過去1年間で初回の納付遅延で法定期限から1か月以内に納付した場合は、不納付加算税は課されないことになっています。
プラス延滞税がかかる場合もあるので、ダイレクト納付や電子納税がお勧めです。
即時納付・期日指定等できて、金融機関に出向く時間・待ち時間も0になり、時間の有効活用になります
ダイレクト納付や電子納税以外にも、クレジットカード納付もありますが、クレジットカード納付ができない税目もあったり、手数料がかかる等の注意点もあります。
私もダイレクト納付を行っていますが、1クリックで完了です。
国税のシステム稼働時間内(金融機関の営業時間外や夜)も納付可能、大雪による交通障害や渋滞もなく、延滞するリスクもなく納付できるのでお勧めです!
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この記事を書いた人
愛子先生
札幌市で4児のママ税理士として、愛子税理士事務所を経営しています。法人・個人事業者の顧問はもちろん、相続税をはじめ資産税もオールマイティーに対応しています!