中小企業再生支援セミナー
昨日、午前中は税理士会の事業承継の研修に。
午後は、商工会議所主催の認定支援機関向けの中小企業再生支援セミナーへ。
午後の研修は、中小企業の経営改善に重きを置いた、再生支援の研修でした。
中小企業の現況を、ガンにたとえ、解決策として、通院治療、入院治療、手術、というように区分してお勉強していました。
ガンに例えて治療を施す、っていうのは、たしかにわかりやすい例えですね。
中小企業の融資制度、定量分析、決算書に結果が表れているというのも当然ですが・・・
貸出先の中小企業を「健全」「要注意」「要懸念」というように区分するのも、融資を行う上で大事な基準ということもよくわかります。
けれども、決算書には表れていない経営者の努力や方針や今後の取り組み、決算後の今の現状、数字はうそをつきませんが、見えない部分もけっこう大事だったりしますね。
昨日は、色々なことを考えさせられました。
経営改善して利益を出せる体質にするには、4つの方法しかありません。
4つの方法から1つ、または、組み合わせて方針を決め、そうするために、何をどうするか?取り決めて実行するというのが王道だと思います!
方法の柱は4つ、治療方針を決めたらあとは、実行あるのみ!
ただし、実行するうえで大事な基盤ってあると思います。
それは、何かといいますと・・・
会社の中身を把握している税理士としては、どんなことでも、経営者の皆様とは本音で語り合わないといけないな、と思いました。
例え、それが、キツイ進言だったとしても・・・
すべては、社長のため、会社のため、であるし、そんなことを言えるのは、顧問税理士ゆえだと思っています。
経営支援をするにあたって、まずもって大事なことは、経営者の気持ちの在り方・心の在り方。
経営者の心の在り方は、おのずと会社の空気に反映されます。
そして、経営者と顧問税理士は、お互いに腹を割って真っ当に語り合い、解決策を見出すことだと思います!
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この記事を書いた人
愛子先生
札幌市で4児のママ税理士として、愛子税理士事務所を経営しています。法人・個人事業者の顧問はもちろん、相続税をはじめ資産税もオールマイティーに対応しています!