仕事と子育ての両立
今朝の北海道新聞の記事
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読んでいて、いたたまれない気持ちになりました。
一般企業や公務員のママさんの記事でした。
涙が出てきます。こうやって辛い思いをしながら一生懸命仕事と子育てに奮闘する全国のママさんたちに、少しでも働きやすい環境が整うことを願っています。
毒を吐かずにいられなくなっちゃいました・・・
育児休暇を取って復帰したママさんの気持ちに寄り添ってあげてほしいです。
上司の方の気持ちも分からなくはないし、実際、チームで仕事しているのですから、小さい子がいる女性社員は残業できないので、他の人がカバーすることになる、しわ寄せが他の社員にかかる・・・ということも分かります。
分かりますが、、、
家庭の事情を仕事に持ち込むなというのも分かりますが・・・
このママさんは、やりきれない気持ちを心の中にため込んでいても、事情があってきっと涙をためて頑張って我慢したのでしょう・・・すごいと思います。よく頑張ったって誉めてあげたい。
この上司が、「早く帰られちゃ仕事にならないんだよね」と言ったみたいですが・・・
「毎日、仕事と子育てと家庭の事お疲れ様、ちょっとみんな大変な時期だから、できる範囲でいいから、少しだけ仕事お願いしてもいいかな?」って言われたのなら・・・
この女性の受け止め方も違うんじゃないでしょうか??
女性目線から言うと、まずは頑張りに共感して欲しい、そういう上司なら、夫や周囲の手助け次第で、自分を理解してくれた上司の気持ちにもこたえようと、平日は時間厳しいなら土日に子供を誰かに見てもらってる間に出勤して、頑張ったりする気力もやる気も湧くはずです。
4人の子供を育てながら税理士やってる私も、本当にこんなこと言われると、黙っていられませんね・・・
心の中で「貴方は仕事と子育て1人で両立してるんですか?できてないでしょう??やってみてから言ってください、5時まで仕事して、そこからお迎えして、帰宅して、夕食の支度して、お風呂と子供の世話と、家事やって9時から10時までに子供を寝かしつけるって、並大抵の仕事じゃありませんよ!!」と毒を吐きたくなります
公私混同するなと言われればそこまでですが、、、、
言われた方は、我慢するか、子育てとの両立ができないと悟り退職してしまうか、だと思います。
少子化少子化と言っても、実際、子供を1人前の大人にするには、それなりにお金がかかります。
少子化を解消するには経済力の向上も必須だと思います。
経済力の向上=夫の頑張りだったり、共働きするだったり、、、
共働きするには、それなりの支援や環境や経済力(保育など)も必要になります。
ママさんが働くには子供を預けないといけないので、預けるコストがかかるので、共働きでも保育料ってけっこうな負担です。
保育料を払って仕事をしてお給料をいただいて、、、
パートだと何のために仕事してるか分かりませんし、私みたいに子供が4人いると、未就園児・幼稚園時代本当に保育料や幼稚園代だけでもかなり高額です
何のために仕事してるのかな?って錯覚に陥ることもありますが、子育てしながら社会で活躍・勉強させていただく授業料だと私は割り切って頑張っています
子育てしながら仕事をするママさんって、企業の宝だと思います。
私も経験者ですが・・・
いったん現場を離れ、家庭に入り、子供と向き合い子育てした時間って、仕事にプラスに働くこともあります。
子育ては突発的なことばかり、いつ何が起こるか全くわかりません。
突発的な現象に対応する能力や、危機管理能力(子供に危ないから他の場所へ移す等、先を予測して行動する能力が磨かれるはず)、子供は生きているので、中断中断は当たり前、中断した作業を復帰する能力、気配り等、挙げればきりがありません。
復帰したての頃は、きっとブランクでママさんも上司や先輩も、勘が戻るまで苦労すると思いますが・・・
このような現象がなくなる日を願ってやみません。
私は個人事業主として税理士業務を行っているので、仕事の管理を徹底した上での時間の融通も自分次第、自分の努力で作ろうと思えば時間を作ることができますので・・・一般企業にお勤めになられているママさんと比べると、その面では恵まれていると思います。
日中、自己責任で子供の行事等に参加し、夜、子供が寝るときに一緒に寝て、2時間くらい仮眠して、目覚ましかけて仕事することもあります
個人個人の与えられた境遇は千差万別、
自分や夫の実家が近くて双方の両親も元気な場合、突発的な子供の病気やその他いろいろな面で援助を受けることができます。
周囲でも何かあれば実家にお願いできる、日曜に仕事が入っても実家にお世話になれる、という人もいます。
そういう環境に置かれた人をうらやましいと思ったことも正直あります。
でも・・・
個々の与えられた環境の中で、できることをするのが道だと思います。
私は・・・色々ありまして、シングルマザーになって独立開業するにあたって、中学3年生になる直前の春休みから今までずっと札幌に住んでいますので、シングルマザーになったからと言って、実家のある長野に子供と一緒に移住するって選択肢はあり得ませんでした。
独立する時に、私を信頼して顧問をお願いされたお客様のことを思うと、子供の事を思うと、、、
実家に頼って暮らす方が楽になるのは明らかですが、私は札幌で開業することを選びました。
その手前・・・
何が何でも、経済的にも精神的にも絶対に両親に迷惑や心配になるようなことをしないように、自分が選んだ道なので、頑張って行こうと誓いましたので・・・
頼りになるのは保育園や、緊急時のネットワークです。
今朝も、娘が発熱ぶり返し、今寝ていますが・・・
保育園をお休みして、これからタイミングを見て、小児科と耳鼻科へGO!です
本当に本当に、記事のような一般企業で頑張るママさんって偉い!!
素晴らしい!!
私にできるのかな??と思うくらい、一般企業で働くには、それなりに周囲の支援が必要だと思います。
税理士として、1人のワーキングマザーとして、女性の起業を応援したり、ワーキングマザーのお手伝いになれるようなことを考えています
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独立開業・起業、相続のご相談なら
愛子税理士事務所 → http://aiko-tax.com
この記事を書いた人
愛子先生
札幌市で4児のママ税理士として、愛子税理士事務所を経営しています。法人・個人事業者の顧問はもちろん、相続税をはじめ資産税もオールマイティーに対応しています!