非上場会社の株価計算
年明け早々、繁忙期に入り毎日仕事三昧です
そんな中、相続対策シュミレーションで非上場会社の株価計算2社分の試算が完了しました
膨大な資料を入手して株価が算定できた達成感は大きいです
上場会社等は日々取引があり、株価がすぐにわかりますが・・・
上場していない会社(非上場会社)の株価は、当然、公表されていません。
では、どうやって株価を算定するかと言いますと。
評価対象会社の財務データーを取り寄せ、決算書や法人税の申告書等の情報を基礎として、株価を算定します
時価ベース(相続税評価額)と帳簿価額ベースの資産負債純資産を算定したり、類似する業種の株価を参考に算定したり、とても難しいです。
この作業、1株あたり何円か?という1つの数字が答えになりますが、その算定までの過程が時間を要します。
土地や土地の権利関係・保有している財産の種類によっては、莫大な調査と複雑な計算を要します
評価対象会社は全国に支店があり、土地の評価を行うも土地勘がないので、地図と路線価図等をにらめっこして、所在地を割り出します。
今までお目にかからない地区区分の土地を評価したり、勉強になります!
大会社の場合、そもそも評価対象である依頼者の株式評価方式が配当還元方式という、少数株主の評価方法になることが多いです。
配当還元方式によって算定した株価と原則的評価によって算定した株価を比較して、低い株価を以て評価額とします。
配当を行っているような規模の大企業並みの非上場会社の株式は、計算してみないと何ともいえないと思います
非上場会社の株式を保有されていらっしゃる方、気になる方、お気軽にご相談承ります
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この記事を書いた人
愛子先生
札幌市で4児のママ税理士として、愛子税理士事務所を経営しています。法人・個人事業者の顧問はもちろん、相続税をはじめ資産税もオールマイティーに対応しています!